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ここでは、インプラントが保険適用になる2つの条件をそれぞれ紹介します。
インプラントに保険が適用される症例は、腫瘍や事故の外傷などが原因で顎の骨を連続して三分の一以上失っている症例、もしくは生まれつきの疾患により顎骨を連続して三分の一以上失っている症例などがあげられます。
インプラント治療を保険で行える医療機関は「病院」である必要があります。大学病院などの規模の大きな病院の歯科・歯科口腔外科で治療する必要があることから、一般的な歯科医院での治療では保険適用とはなりません。
具体的には、歯科又は歯科口腔外科を標榜している保険医療機関であること、当該診療科に係る5年以上の経験および当該療養の3年以上の経験を有する常勤の歯科医師が2名以上配置されていること、病院であること、当直体制が整備されていること、医療機器保守管理及び医薬品に係る安全確保のための耐性が整備されていることなどがインプラント治療を保険で行える医療機関の条件となります。
虫歯や歯周病などの通常の歯の喪失は保険適用の対象外となります。
「差し歯にしていたが損傷して抜歯が必要になった」「歯周病が進行し抜歯する必要がある」といった場合は、保険適用外となります。
インプラント治療は医療費控除や高額療養費制度の対象となっています。それぞれの制度を活用することで、お得に治療を受けることも可能です。
以下、それぞれの制度の内容や申請方法、必要書類について紹介します。
1年間に支払った医療費の合計が10万円以上(所得が200万円未満の場合は医療費の合計が1年間の所得の5%を超えていること)の場合、確定申告で医療費控除の申請手続きをすることで、所得税の還付と翌年度の住民税減額を受けることができます。
必要書類としては、確定申告書、医療費の明細書、源泉徴収票、医療費の領収書などがあげられます。
高額療養費制度とは、月初から月末までの1ヵ月にかかった医療費が自己負担限度額を超えた場合、加入している公的医療保険へ申請することで超えた金額が払い戻される制度です。
この高額療養費制度は保険適用の医療費(保険診療)が対象となります。したがって自由診療であるインプラント治療は対象外となります。
骨が足りない方や
歯肉が薄い方の治療にも対応
費用目安 | 記載なし |
口コミ評価 | ★5.0(3件) |
※費用目安は公式HPの情報または電話調査によるもの(税込)です(2020年12月14日時点)。
※口コミ評価はGoogleの口コミをもとにしています(2020年12月14日時点)。
※福島市内で「All-On-4」を取り扱っている歯科のみを選定しています。