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インプラント(オールオン4)と総入れ歯のどちらが良いか迷っている方は、よりよい選択をするために、まずはそれぞれの違いをしっかり把握しておきましょう。
そこで、噛み心地や痛み、見た目やケア方法などの違いを比較してご紹介します。
顎堤と呼ばれる歯肉部分で入れ歯を支えるため、噛む力は天然歯の1/3程度と言われています※1。
ナッツや果物などの固いものや、キノコ類など噛み切りにくい物を避ける人も増える傾向にあります※2。
※1.参照元:Oral Health online|公益社団法人神奈川県歯科医師会 URL:https://www.dent-kng.or.jp/colum/basic/96/
※2.参照元:厚生労働省「日本人の長寿を支える「健康な食事」のあり方に関する検討会」資料(平成26年1月20提供分) URL:https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000035122.pdf
インプラント(オールオン4)は、あごの骨(歯槽骨)に埋め込んだインプラント体によって、人工歯が支えられるので、天然歯に近い噛み心地が得られます。
ただし、人工歯なので固すぎるものは避けたほうが良いでしょう。
入れ歯を支える歯肉の部分が強く当たってしまうと、歯肉を傷つけ痛みを感じる場合があります。
噛み合わせなどを細かくチェックして調整しないと、痛みの原因を特定することが難しい場合もあります。
外科手術を行ない、骨の中にインプラント体を埋め込むため、術後の痛みを訴える人もいます。
近年では、全身麻酔を導入したり、歯ぐきや歯槽骨への負担をなるべく少なくする手術もあるので、希望に合うクリニックを選ぶことが大切とも言えます。
入れ歯、特に保険適用の物は、見た目よりも噛む機能を重視しているため、他の人から見て「入れ歯」だと分かってしまうケースがあります。
また、入れ歯を固定するためのバネなどが、口を開けたタイミングで見えてしまうケースもあります。
オールオン4は顎の骨にインプラント体を埋め込み、そのインプラント体に被せ物を固定するため、入れ歯のように外れてしまうことはほとんどありません。
また、総入れ歯と比べて噛む力が強くなる※ので、口元の筋肉が鍛えられで引き締まることで、若々しく見られることもあります。
※参照元:厚生労働省「日本人の長寿を支える「健康な食事」のあり方に関する検討会」資料(平成26年1月20提供分) URL:https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000035122.pdf
入れ歯は少なくとも就寝時には、外して水に浸けて乾燥を防ぐ必要があります。
また、自分の歯と同様に歯磨きをしたり、定期的な噛み合わせのチェックも必要です。
オールオン4も自分の歯と同様に毎日の歯磨きが重要です。
ケアを怠ると、インプラント周囲炎と呼ばれる状態になり、インプラント体が抜け落ちてしまう危険性があります。
それを防ぐために、定期的に(少なくとも半年に1回)歯科クリニックでメンテナンスを受ける必要があります。
骨が足りない方や
歯肉が薄い方の治療にも対応
費用目安 | 記載なし |
口コミ評価 | ★5.0(3件) |
※費用目安は公式HPの情報または電話調査によるもの(税込)です(2020年12月14日時点)。
※口コミ評価はGoogleの口コミをもとにしています(2020年12月14日時点)。
※福島市内で「All-On-4」を取り扱っている歯科のみを選定しています。